efコラム ー三層構造ソイルセメントコラム工法ー

"ef"は、ecology(環境保護)、economy(経済的)、evolution(進化)、epoch(新時代)の頭文字"e"と、future(未来)の頭文字"e"と"f"を組み合わせた造語です。

efコラム工法は、高支持力・高品質を実現し、環境面にもコスト面にも優れた新時代の進化形ソイルセメントコラム工法です。

efコラム工法では、ソイルセメントコラムの中心に芯材鋼管を採用し、その外周に圧縮強度の高い固化剤ミルク層を設けます。この三層構造により、優れた支持力を実現するだけでなく、芯材の腐食を防ぎます。
 また、解体撤去時には芯材が掘削刃のガイドの役割も果たすため、従来の工法よりも、確実にかつ容易に改良体の撤去が可能となることが最大の特徴です。

一般財団法人 日本建築総合試験所 建築技術性能証明取得工法
GBRC性能証明第13-18号 改

施工実績: 360件(2018年12月末現在)

第13回エコプロダクツ大賞 エコプロダクツ大賞審査委員長特別賞

第13回エコプロダクツ大賞
エコプロダクツ大賞審査委員長特別賞

第29回中小企業優秀新技術・新製品賞 優良賞

efコラム工法の特徴

  • 芯材鋼管の採用で支持力が大幅に向上
  • 三層構造の採用により、高い圧縮耐力が期待できます。

  • 改良径が小さく、高強度
  • 三層構造による高強度の実現で、コラム径をφ300mmとφ400mmと小さくすることが可能になり、コストを減少できます。

  • セメント使用量を抑え、材料費と環境負荷を低減
  • コラム径が小さいため、改良残土を低減できます。

  • ソイルセメントコラムの撤去が容易
  • 撤去時も造成時と同等規格の施工機を採用可能です。

efコラム工法の適用範囲

適用地盤

先端地盤および周面地盤ともに: 砂質土地盤・粘性土地盤(ローム地盤を含む)

下記に該当する地盤は適用範囲外です。
しかし、事前調査などにより本工法が適用可能と判断された場合は適用できます。

  • 産業廃棄物が埋設されている地盤
  • 地中障害物などにより掘削・攪拌が困難と推測される地盤
  • 固化不良の発生が予測される高有機質土、腐植土を含む地盤
  • 傾斜地や湧水、伏流水などが確認される地盤
  • 主に粗礫で構成される地盤
  • 酸性度地盤(pH≦4)や硫酸塩を含む地盤(可溶性 SO4≧0.5%)

液状化が発生する恐れのある層は、先端支持力および周面摩擦力を考慮しません。なお、液状化が発生する恐れのある層の判断は、対象構造物の設計者または建築士とします。

適用構造物

下記の1〜4の条件をすべて満たす建築物、および高さ3.0m以下の擁壁

  1. 地上3階建て以下
  2. 建築物高さ13m以下
  3. 延べ床面積1500m2以下
    (平屋に限り3000m2以下)

最大施工深さ

本工法の最大施工深さは、基礎下端または砕石下端から10.0mとし、芯材鋼管長は改良長と同じ長さです。

efコラム工法の仕様

改良体 改良径 D φ300mm、φ400mm
設計基準強度 Fc 標準 600kN/m2(ローム)、1000kN/m2(粘性土、砂質土)
※ロームについて配合試験を行う場合は、この限りではない。
固化剤添加量 標準 300kg/m3
※配合試験を行う場合は、この限りではない。
水固化材比 WC 60〜80%
※配合試験を行う場合は、この限りではない。
変動係数 Vquf 粘性土0.25
砂質土0.25
羽根切り回数 粘性土500回/m以上
砂質土500回/m以上
芯材鋼管 材料 縞鋼板製小径鋼管(縞鋼管と称する)
模様鋼板製小径鋼管(梨地鋼管と称する)
単管パイプ
材質 STK400・STK490(JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管)
48.6mm〜52.0mm
厚さ 2.3mm、3.2mm
縞鋼管
梨地鋼管
圧縮耐力表
支持力表 例: φ400の長期許容支持力(t: 2.3mm、Fc: 1000kN/m2)

efコラム工法の施工・撤去

efコラム工法の施工手順

efコラム工法の解体手順

運営・指定施工会社

指定施工会社

  • 有限会社基礎保証システム
  • 〒132-0035
  • 東京都江戸川区平井2-2-3 山田ハイム1F
  • TEL: 03-5628-3012
  • FAX: 03-5875-0274
  • 有限会社ジオ・プラス
  • 〒813-0034
  • 福岡県福岡市東区多の津5-42-6
  • TEL: 092-624-8800
  • FAX: 092-624-8811
  • WEB: http://www.geoplus.jp/
  • 土筆工業株式会社 関東事業所
  • 〒340-0822
  • 埼玉県八潮市大瀬1丁目8番4
  • TEL: 048-997-2891
  • FAX: 0489-97-9430
  • WEB: https://www.tukushikougyo29.jp/
  • 株式会社袋内興業
  • 〒240-0051
  • 神奈川県横浜市保土ヶ谷区上菅田町1648番地
  • TEL: 045-383-0234
  • FAX: 045-383-6721
  • WEB: http://www.fkgroup.co.jp/
  • 富士重機工事株式会社
  • 〒251-0052
  • 神奈川県藤沢市藤沢59-4
  • TEL: 045-410-8547
  • FAX: 045-410-8557
  • WEB: http://www.fujijuki.co.jp/
  • 雅重機株式会社
  • 〒132-0025
  • 東京都江戸川区松江1-23-11
  • TEL: 03-3654-4191
  • FAX: 03-3654-4310
  • WEB: http://miyabi-j.co.jp/
  • ランドプロ株式会社
  • 〒272-0111
  • 千葉県市川市妙典3-5-5
  • TEL: 047-702-9971
  • FAX: 047-702-9981

開発会社

  • 株式会社設計室ソイル (工法事務局)
  • お問い合わせはこちら
  • 報国エンジニアリング株式会社
  • 〒561-0827
  • 大阪府豊中市大黒町3-5-26
  • TEL: 06-6336-0228
  • FAX: 06-6336-0146
  • WEB: http://www.hokoku-eng.jp/
  • 株式会社樋口技工
  • 〒133-0054
  • 東京都江戸川区篠崎町2-6-18
  • TEL: 03-3679-1100
  • FAX: 03-3679-1076
  • WEB: http://www.e-hg.co.jp/